バイク整備 vespa ET3 primavera n.14 詰んだブレーキガクガク症状

 本日お昼過ぎから時間が空いて、試乗してきました。

新しいブレーキシューをインストール後初走行!!

結論から言いますと、全く直ってませんでした。

フロントブレーキをかけるとまだガクガクです。

シュー、ローターとも新品。

こんなことある?

あとどこが悪いのでしょうか?素人の私では理解ができません。

残るところはブレーキの台座?フロンフォーク?

息子が乗っていた時、フロントをしこたまぶつけた跡があるので、

残る疑いどころはフォーク(ステアリングコラムというらしい)の曲がりか?


 

ブレーキの台座(スイングという名らしい)が歪んでいるのか?

しかしフロントのアクセルは真っ直ぐの様で手でタイヤを回してみても回りは真っ直ぐでブレは出てません。

試乗でも手放しでも真っ直ぐ進みます。

それでもこれら何処かに歪みがあるせいなのか? 

何処かの歪みが原因でブレーキシューが均一にローターに当たらないのか?

ならば、ブレーキシューを広げるブレーキソックスという名のパーツが最も疑わしい?

ブレーキシューを左右に広げるパーツですが、左右の開きがバラバラになってしまったのか?

元々ついていたのは全然錆もひどくはなく、見た目では問題ないように思えます。まあ擦れる部品なので目で見てわからない歪みが出ているのか?

現在新品や代用の部品が手元あるわけではないので交換はできませんが、もう一度、今度は完全にバラして古いパーツの様子を見てみることにすることにしました。

 

バラし始めて、アクセルのベアリングをバラすためにはベアリングを押さえているスナップリングを外さないといけません。


 

そこで以前購入してまだ使ったことないスナップリングプライヤーのやっと出番が来ました。

プライヤーの先が変えられるよう数種類付いていて、広げる方も狭める方も使える、色んな場面で使えるという謳い文句の素晴らしいプライヤーでした。

しかし!!実際は全くリングを掴むことができず、全く役立たずでした。口先を変えられるのですがそのせいで口先がぐらぐらで力がかかりませんし、差し込めても口先の引っ掛かりがほとんど出ずに滑ってしまいます。これはダメ工具ですね。

何度も試しましたが、もう諦めて新しいプライヤーを買いに行ってきました。

同じメーカー(○○○ロプロダクツ)のものですが、用途が一つのやつを買いました。

そしたら、あら簡単に取れました。


やはり、二兎追うものは一兎も得ずとはよく言ったものですね。

用途別の工具の素晴らしさを感じました。

工具の買い出し時間に時間が取られ、ここで今日は作業時間は終了。

次はバラし用の特殊工具が届いたら作業再開いたします。

ベスパのフロントアクスルベアリングを抜くのには特別な工具があります。なくてもできるそうですが、もうめんどくさいので特殊工具が必要ならば手に入れてやることにします。 

散財が止まりません。貧乏なのに!!w

それでは、、、、