現在日本に入ってきているハーレージャパンディーラー車はタイ製に変わったとあるユーチューバーが発信されていました。
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本当??今更なのかもしれませんが、 ここ数年ハーレー乗りの方との交流がなく情弱者なので知りませんでした。
ネットでは2022モデルから日本に入って来ているハーレーはタイ製らしいです。新車カタログは毎年もらいにディーラーには寄っていたのですが、隠していた??聞きませんでした。
う〜ん、新車を買うつもりはないのですが、どう受け取ればいいのですかね。
タイの工場は2019年に作られたようで、最新設備でしょうからむしろ良い製品になっているのではとも言っている人がいますし。
最近の製造過程はほとんど高度にプログラムされた機械生産で、人の手によるものが少なくなって来ているので、基本的には品質的には差は生じないらしいとも言っている人もいますし。
アメリカ人よりアジア人の方が繊細で正確だとか。
主要部品はアメリカ生産で組み立てだけを海外にやらせているとも言われてます。
どうなんでしょう。
現在日本では入って来ているオートバイや車などの工業製品にはどこ製であるという明記はしなくてもいいらしいです。そしてハーレージャパンのネットサイトにもどこ製である、どこに生産拠点を変更したとなどとは明記されてないらしいです。普通 ハーレーはアメリカ製だとみんな思ってますよね。そういや、気にしてませんでしたが自分のハーレーもどこ製であるという明記は車体には無い気がします。
仲間でよく話していたことが、ハーレーのフロントフォークがある時期以降日本のショウワ製が採用されていて、日本クオリティーがハーレー社に信じられている事が喜ばしいと受けとっている派とやはり全てがアメリカ製であるべき派とで分かれていました。
自分はどこで作ってもメーカーが自信を持って出すなら、メーカーを信じても良いと思いますが、メーカーが他国に生産拠点を移した事を知らないで買うのと、知っていて買うのとは大きく違う気がします。
自分のスズキはマレーシア製?で、当時逆輸入車として販売されていました。
自分は中古で買ったのですが、当然海外製のスズキであることはちゃんと知って購入しました。
その理由はまず、当時日本国内での製造販売されるバイクには最大排気量の制限があり、750cc以上は国内ディーラーからの販売がなかった(できなかった)と記憶しています。カワサキZ2が国内販売物でZ1は当時国内販売はなかったのは有名ですよね。なので、基本それ以上の排気量は国内生産の場合、国外に一度出して逆輸入とするか、海外生産で輸入するという抜け道を使って日本で販売していたと思います。なので自分のスズキは海外生産の輸入車であっても何も問題にする理由はありませんでした。
あと所有のベスパに関しては、昔はピアジオ社はベスパの生産拠点をインドに移して、インドベスパと呼ばれてそれ以前のベスパだけがベスパと言って区別していました。自分のはインドベスパ時代のベスパですがイタリヤ国内で残っていたパーツから再生産されたベスパだそうです。過去の自分のイタリヤベスパの所有歴からイタリヤベスパが好きで購入しています。
そして所有のハーレーもやはりアメリカ製だからというのも購入理由の一つのこだわりです。
アメリカの大陸を走るハーレーの持つイメージ、無骨で決して高性能ではないが旅に特化したバイク、そしてそれに跨る屈強な男たち、子供の頃からカッコいいと憧れていました。
しかし、それがタイ製であるとどうでしょうか?
今考えながらこれを打ち込んでますが、、、
結論はまあいいんじゃ無いですかね。今新車で買うなら選択肢がないから、新車で欲しいなら受け入れるしかないですしね。
他の問題点として、視聴したユーチューバーはこういう事も言っていました。タイ製であるならアメリカ生産より製造コストが下がっているはずなのに、現在の価格って儲けすぎなのでは?と。まあ現在のハーレーは高いですよね。自分が貧乏だからそう感じるんでしょうけど。w
でも韓国生産の日産のエクストレイルも決して安くなっているわけでも、中国生産のテスラもメルセデスも南アフリカ生産のBMWも高いですよね。海外生産だから安くならないのは今は普通なのかもしれませんね。自国生産ならもっと高くなっていたという事なら許せるのかな?
しかしながら、許せない部分もありまして、現在ハーレーのアメリカの国内流通分はアメリカ生産であるが、日本流通分はタイ製ってのは ちょっと解せないですね。多分タイ製とアメリカ製とはリセールバリューが片方が確実に下がる事は予想できますから。現在新車を買えるほどの経済的余裕があるなら購入価格が高くなってもアメリカからの新車並行を買いますかな。でも将来ハーレージャパンは2022以降のモデルは色々言い訳つけて日本流通モデルしか整備しません!とか言い出すかもしれませんから、国内流通物買った方が無難かもです。
現代ではちゃんとオートバイメーカーが作っている正規の製品の製造国の違いで品質の違いはそれほどないのと思いますが、所有している物がどこのメーカーでそれがどこ製であるかというのは気持ち的に違ってきませんか? アメリカの心でもあるバイクハーレーなのにタイ製? なにか腑に落ちません。
嗜好品であるバイク、もう一度書きますが、知ってて買うのと知らないで買うのとってオーナーにとっては大事な事というのをメーカーやディーラーは 忘れていませんか? って思えてなりません。正々堂々と生産拠点移しましたと言ってもそれでも好きな人、求めていた人は買うでしょうに。
パソコンのMacがマレーシア製になった時やはり購入時危惧しましたが、選択肢がないので諦めましたが、結果問題はありませんでしたし、iPhoneが中国製であっても今やどうでもいい事になりましたので、ハーレーも車体自体に問題は出る事はない気がします。そのうち、そうですよ〜いけませんか〜?ってなっていくのかもしれません。しかし今自分が新車購入を考えていたとしたら、え〜〜!マジかよ〜!ってなる気がします。そう言えば趣味でギターを数本持ってますが、一番がアメリカ製、2番が日本製で他の国のギターは持ってません。やはりこだわりが自分にはありますね。ただ、日本製ギターは購入当時は価値の低いギターとして安く買った物で、こだわりは価格だけでしたが、近年のジャパンビンテージブームで再評価しての流れを見て自分も再評価し価値を上げた物ですから、当初の自分が思う価値よりずっと上がったりする可能性も全ての物には隠れているとも思いますけど、、、
現在自分でのタイハーレーの評価も将来は違うものになる可能性も秘めているとも思えて来ました。
しかし、心の中では中華Xシリーズにしろ タイハーレーにしろ、会社方針でそうなったのでしょうけど、ハーレーはアメリカ製にこだわって欲しかったです。
それでは、、、、、