去年の10月に投稿した X350等の話の続きの追記です
https://dhopapa.blogspot.com/2023/10/harley-davidson-x350-x500.html
ハーレーだけではなく各メーカーが昨今こぞって日本でいう中型バイクの新車を発表してきている背景がどうも気になってしまいました。
日本の免許制度に合わせて製造されているという記事も多く、それを鵜呑みにしていましたが、どうも違うように思えてきました。
今一番オートバイが売れている国はインドだそうで、実際インド製のオートバイメーカーも多いですね。
この市場に向けてハーレーX350とかトライアンフ400とかはそれぞれの本国で作って値段が高くなるよりは現地生産で価格を安く買いやすくする必要があるのでしょう。
ホンダGB350もインド生産ですよね、で現地では25万円ぐらいだそうです(安い!!)
薄利多売というより現地の貨幣価値に合わせて、本国で生産より価格を抑えられる現地生産現地販売方式にしたのでしょう。車部門ではいち早くスズキがその方式で爆売れしているのをどこかで読みました。インドで走る車の半数以上がスズキだということみたいです。
現在インドや東南アジアではそれなりに大きなエンジンのオートバイのシェアが広がってきているようで、販売台数も鰻登りらしいです。
そこに各メーカーはその市場をほっとけないですよね。
なるほど、中型バイクの市場は日本というわけでなく、たまたま日本の免許制度に合致しただけって事なのでしょう。そしてそれをさも日本人に受ける免許カテゴリーに合致したバイクとして販売向上に向けたアナウンスに仕立て上げたのかもですね。
現在大型自動二輪免許を習得するのは難しくない上、大型バイクも程度のいい中古は流行りに乗らなければ各種色々格安が揃ってますよね。中型の程度の良いのと大型の中古車と値段的には そんな変わらない気もしますから、日本では中型バイク需要は昔ほど大きくはないのが現状なのではと思います。でも温故知新としてジジ様達が中型を崇めているのを見た若者が惹きつけられている事は事実ですけど。
しかしメーカー推しの昨今の中型バイクの相次ぐ発売は世界最大の巨大マーケットのインド向けって事ですね。
これからのオートバイの未来、中型以上のオートバイの普及が増える国々も多くなる事で新型の発表が増えてオートバイ業界が面白くなる事も考えられます。事実政府からの締め付けの薄い東南アジアの国々でのバイクのカスタム熱の沸騰、これらも面白くなる気がします。
それらは未来に楽しみが増えるって事と捉えていいと思います。
最初の話題に戻りますけど、X350,500もハーレーという名ではなく新しくブランディングして作り出していれば、自分もっと興味が湧いたのに、、と思えて なりません。
それでは、、、、
それでは、、、、